広告宣伝費の予算を決める方法

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業界平均はあくまで参考に。

よく、広告宣伝費は年間売上高の5〜10%、サービス業は15〜20%、不動産は4〜7%などと言われます。通販事業だと20%ほどというデータもあります。

しかしそれは、現在の認知度や環境と、取っていきたいシェアや売上高にもよるでしょう。

同じ業種であっても、例えば店舗であれば立地によっても違いますし、そもそも現在の企業やブランドの認知度によっても違います。

立地でいうと駅から近かったり交通量の多い道路沿いの目立つ店舗であるか、駅から遠かったり人通りの少ない道沿いにあるかによってもその広告の戦略は変わってきます。立地の良いところに店舗を構えているのであれば、「広告宣伝費」よりも「地代家賃」に投資を集中させている戦略なのかもしれません。

有名な話ですが、スターバックスはTVCMやチラシ、クーポンといった広告宣伝をほとんどしていません。大昔にTVCMをしたようですが、思ったほどの効果が得られず、違う方法でのマーケティング戦略に変えていきました。

広告宣伝費は「投資」。予算は「経営戦略」で異なる。

つまり、広告宣伝費は、戦略を実現するための投資の一つ。お金をかければ必ず効果が得られるというわけでもなく、中途半端にかけても全く意味がなかったりします。

例えば年間売上高が5,000万円の飲食店が、「外食業は平均5〜10%くらいだから、ウチは250万くらいかな」などと考えて予算を立て、実際にその額を消費しても効果は出づらいでしょう。

業界平均は確かに金額の参考にはなるかもしれませんし、なんの考えも持たない経営者や上司なら「平均はこれくらいらしいっすよ」なんて誤魔化して押し通せるかもしれませんが、平均を狙うなんていう投資には何も意味がありません。貴重な250万をドブに捨てることになる可能性が高いどころか、業績を圧迫してしまう恐れもあります。

では、どうやって予算を決めれば良い?

広報部 ナツミ
広報部 ナツミ

結局、具体的にどうやって予算を決めれば良いのかしら…?

戦略だなんて荷が重いわ。

クマはじ先生
クマはじ先生

そうだな、いろんな方法はあるが、ワシがコンサルをしている企業での広告宣伝費を決めていくステップの一例を紹介しよう。

広告宣伝費を決めるSTEP

・前期の数値(売上・利益・広告宣伝費)を確認する。

・来期の「経営戦略」と「数値計画」を確認する。なければつくる。

・目標の売上高を達成するための「費用」を確認する。

・広告宣伝のタイミングを年間スケジュールにする。

・媒体(メディア)と制作物(クリエイティブ表現)を考える。

・情報を整理し、予算化する。

次ページ:前期の数値(売上・利益・広告宣伝費)の確認してみよう。

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